やりたくないことはやらなくてよし。

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ニキビ肌で悩んでいる女性に最終手段としてピルをおすすめしたい理由

ピルってどういうものかみなさん知っていますか?

 

わたしは生理痛と生理不順を治すためにピルを2年ほど服用していました。

 

しかし、服用をやめてから実はピルってニキビにも効果があったんだなと気づきました。

 

なぜなら、わたしは小学生の頃から重度のニキビ肌で一生治らないものだと思っていたのに、ピルを飲み始めたらあっという間にニキビが消えてしまったからです。

 

ちなみにわたしは思春期ニキビと大人ニキビどちらも経験しています。

 

肌に優しい化粧品を使って清潔にしていたにもかかわらずニキビが治らず、ノイローゼ気味になっていました。

 

まずはピルの効用から話していきたいと思います。

 

[効用]

・避妊

・月経困難症や過多月経など、月経随伴症状を軽減

PMS月経前症候群)の軽減

子宮内膜症の予防

ニキビ治療

 

よくピル=避妊のイメージだと言われることが多いですね。

 

しかし避妊以外のために服用している患者さんはたくさんいらっしゃいます。

 

現にわたしも生理時にはずっと横になっていたいと思うくらい生理痛の持ち主だったこと、生理不順がひどくてあまりにひどいときは生理が2ヶ月遅れるということもあってピルの服用を決意しました。

 

きになる副作用はこちらです。

 

[副作用]

血栓症のリスクが高まる

・むくみや体重増加

頭痛や吐き気

抑うつ

・乳房の張り

・ニキビの増加

※服用を始めてから数ヶ月のみ現れる「マイナートラブル」も込みでの副作用です。

 

わたしは服用直後1ヶ月はニキビが治るどころかニキビの大量発生に悩まされました。

 

皮脂が大爆発を起こしたように肌荒れがひどかったんです。しかし、これはマイナートラブルだと信じて服用を続けた結果、3ヶ月後にはニキビができなくなってきました。

 

1年続けた結果、みるみるニキビ知らずの肌に。赤ニキビの跡がひどくて顔に斑点だらけだった顔は、透明感あふれる綺麗な肌になりました。そのころはピルが手放せない半ば依存症のような症状になっていました。

 

ただきになる点が「血栓症」について。

 

わたしはもともとむくみ体質だったこともあって、これについてはとても心配でした。

 

2年くらい服用を続けて慣れてきたころ、ふくらはぎの裏に原因不明の痛みを感じることがありました。

 

「あれ・・・?これってもしかして血栓症?」

 

そう思った瞬間こわくなってしまって服用をやめてしまいました。

 

※必ず医師に相談してくださいね。

 

その後はあっという間にニキビ肌へ後戻り・・・・・。継続していないとやっぱりだめみたいです。でも一瞬のスキでも「ニキビのない肌」という夢を見させてくれたピルには感謝しています。今まで諦めていたおしゃれや派手なメイクも挑戦できて、たのしい生活を送ることができました。

 

わたしがここで言いたいのは、ただやみくもにピルをおすすめするということではありません。どんな手段を使ってもニキビが治らないという女性にとって、ピルは最終手段として有効なのではないか? と提案したいのです。

 

もちろん服用にあたって、「産婦人科に行くのがこわい」「ピルを毎日飲むのがおっくう」「ピルを買うお金がもったいない」など不安はつきものです。

 

が、しかし、わたしはこの不安をはねのけて服用を始めてよかったなと心から思います。高い化粧品にお金を使うくらいならピルを買ったほうが一月2千円で済みますし。

 

ただ一番怖いのはやっぱり血栓症のリスクですね・・・

 

わたしはピルは一旦休止して他のニキビ治療を模索しようと思っています。いま始めようと思っているのはパントテン酸を使ったケアです。

 

今後はそういったことについても書いていきたいと思います。